地域防犯モデル事業
大塚北口で記念式典
東京都地域防犯モデル事業記念式典が大塚駅北口広場で3月26日行なわれた。
平成19年度の事業として巣鴨向原地域安全センターの開設、大塚北商栄会防犯カメラの設置、巣鴨北中学校の生徒による環境美化としての壁画制作及び警備業界による青色パトカーの寄贈を一緒に行ない、地域住民による安心・安全の街づくりの機運を盛り上げた。警視庁管内で豊島区、新宿区、足立区、台東区、多摩市の5区が本事業に指定され、監視カメラ設置が行なわれている。
高野区長は祝辞の中で「指定5区の先陣を切って昨年6月、巣鴨向原地域安全センターが開設され、より良い街づくりに大塚地区は、積極的に取り組んでいる。南北自由通路が完成するが、安心・安全な街づくりに大きく寄与するものであると思う。今日がゴールでなく、出発点として商店会、町会、巣鴨防犯協会等協力をお願いしたい」と述べた。
また、石塚克信巣鴨署長は「大塚北商栄会(菊池章二会長)には、20基の防犯カメラが設置されたが、その効果は繁華街では、発生件数が著しく減少している。現在、13地区220台設置されていますが、犯罪の抑止効果及び検挙数は、増加傾向にある」と挨拶した。鈴木正美巣鴨防犯協会会長は「東京都及び豊島区の助成により防犯カメラの設置に至りました。7町会・商店会の結束力で昨年6月にパトロール隊が発足しました。今後、地域力の向上に向け関係機関が一丸となって参加と共同の街づくりを行っていきたい」と決意を語った。
今回、青色パトカーを豊島区に寄贈した社団法人化を目指している北西支部長の佐々木誠さんは「3年計画で24車輌を寄贈することになっています。我々も地域の安全づくりに協力して行きたい」と語った。
この他に警視庁より八木沼青少年対策本部長が出席した。石塚克信署長より菊池章二大塚商栄会会長、巣鴨北中学校に感謝状と記念品が渡された。式典記念のテープカットが行なわれた。
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