リサイクル・清掃事業も 町連と区、2期目の協働協定
豊島区町会連合会(中村丈一会長)と豊島区との「区政協力活動の協働に関する協定」の締結式が4日、区長応接室で行われた。昨年に引き続き2期目の締結。
地域で様々な課題が顕在化する中、町会の役割はますます重要性を増しているが、町会がなければ区政は成り立たないとは言葉ばかりで、町会の位置はこれまで不明確だった。これを反省した区は一昨年に「自治の推進に関する基本条例」に基づき町会を区政推進のパートナーを明確に位置づけて、町会の回覧板や掲示板などでお知らせしている区政連絡会等の広報活動を区との協働事業として、昨年3月に初めて「協働協定」を締結した。
今回の協定では、広報活動のほか、リサイクル清掃事業を取り巻く環境の変化に対応するため、地域におけるリサイクル・清掃事業について、町会が主体的な役割を担うことが明確になっている。締結に関する今年度の予算は、区政協力活動事業費3百万円、清掃事業協力活動支援経費3百万円となっている。締結期間は来年3月31日まで。
協定書を交わした後、高野区長は「区と町会の協力関係がさらに深まって住み続けたい街づくりに力をあわせたい」と、中村会長は「町会に対して非常に手厚いご理解をいただいていると感謝している。区と町会の信頼関係をさらに強くし、日々の生活の中で起こる様々な問題を、今後とも区と相談しながら解決し住みよい街づくりを推進していきたい」と語った。
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