伝統工芸ガイド発行 周辺の史跡の紹介も
区内で見学が可能な伝統工芸士の工房と、その周辺の史跡・観光スポットを紹介した「伝統工芸を巡る小路案内(ルートガイド)」がこのほど区観光課から発行された。A5判フルカラー、28ページ、2万部。
ルートは「池袋駅(西口)~池袋駅(東口)」「巣鴨駅~駒込駅」「目白駅~東池袋駅」「椎名町駅~池袋駅」「東長崎駅~千川駅」の5種類あり、どれも3~7km程度。スタートとゴールが駅に設定されているため、気軽に散歩することができる。ルートごとに、詳細な地図で3~5名の伝統工芸士(工房の所在地)と史跡などの観光スポットが紹介されている。掲載されている伝統工芸は「東京手描き友禅」「東京銀器」「江戸提灯」「東京組紐」「江戸凧」「東京藤工芸」「江戸べっ甲」「日本刺繍」「東京彫金」の9業種。
ガイドでは、各ルートは詳細な地図で表示されており、そのルート上の伝統工芸士が写真付きで紹介されている。また、各工房で見学や商品購入ができるかどうかが併せて載っており、足を運ぶ際の参考となる。史跡、寺社仏閣や区文化施設などの観光スポットも写真付きで掲載しているほか、地図には、詳しく紹介しきれなかった史跡などが落とし込んである。
この「伝統工芸を巡る小路案内」は、3月20日~22日に行われた「第1回としまものづくりメッセ」にあわせて企画されたもので、イベント当日に会場で配布された。以降は観光情報センターを中心に、区施設などで配布している。
»» BACK
|