「雑司が谷駅」誕生 地元で祝賀イベント
東京メトロ最後の新線として14日開業した副都心線。15日、「雑司が谷駅」誕生を祝って、地元商店会等がたくさんの祝賀イベントを開催し、地域は喜びと歓迎ムードに染まった。たくさんの人が訪れてパレードや路上パフォーマンスで大賑わいだった。主催は、副都心線雑雑司が谷駅の目白通り側出口の開設を働きかけてきた目白、高田、雑司が谷の地域住民ら。
パレードには、町会、交通少年団、高南小学校ジュニアバンド、学習院中南米研究会、江戸かっぽれが演奏や踊りを披露しながら参加。歩道は、パレードを撮影する保護者や旗を振りながら歩く子どもたちの姿で溢れた。町会の参加者は「ぞうしがや」と文字を入れたそろいのTシャツを着て、にこやかな笑顔で歩みを進めていた。鬼子母神通りでは、東京よさこいや鳴子踊り、学習院大学の応援団やチアーリーディングのパフォーマンスを眺める住人らで人垣ができていた。また地域の商店街が実施したスタンプラリーも大人気、抽選会場にはたくさんの人々が詰めかけた。
佐藤次子会長(東目白千登世長会長)は「雑司が谷駅に目白通り側の出口を造ってもらうため、平成14年から活動をしてきました。104万人もの方の署名もいただきました。皆さんに優しくしてもらい、助けられました。駅ができてとにかく嬉しいです」と語る。
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