繁華街一斉立入検査
池袋消防署・豊島消防署
池袋消防署
池袋消防署（飯塚正幸署長）は7月15日、豊島区役所建築指導課、東京消防庁予防部査察課、東京消防庁第五消防方面本部の協力で池袋駅西口繁華街の一斉立入検査を実施した。
7年前に多数の犠牲者を出した「新宿歌舞伎町雑居ビル火災」を教訓として、避難階段部分に避難や消防活動の障害となる物品等が放置されていないかなどについて10個班に編成した約50名の消防職員が、飲食店等が多数入居している豊島区池袋一・二丁目の103のビルに対して立入検査を実施し、このうち30件の防火対象物に52件の違反を指摘し、うち2件に消防法に基づく是正命令を発動した。
豊島消防署
豊島消防署(相馬信行署長)では7月23日、第5消防方面本部内(第5本部職員、豊島区・北区・文京区の各消防署)の消防職員及び豊島区役所職員の応援を受けJR池袋駅東口周辺を中心に繁華街立入検査を実施した。
夏休みを迎えて多くの人々がこの地域に集まってきていることから、訪れる人たちが楽しく、安全に過ごせるように、来訪者が集中する夜間に重点をおいて立入検査を実施したものです。
飲食店や物販店等には商品等のケースやダンボール等による避難障害やくさび止めによる防火戸の閉鎖障害が見られたが、先日下された新宿区歌舞伎町の明星56ビルの判決も反映し、その場で改善することができた。
これにより建物利用者の安全を確保し、この地域を訪れる人々の安全に対する信頼を高めることができた。
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