2008年9月

第2783号 2008年9月24日号


敬老の日に講演会
 サポートとしま


 社会福祉法人 豊島区社会福祉協議会 福祉サービス権利擁護支援室「サポートとしま」では、「敬老の日」の9月15日(月)午後 特別養護老人ホーム「ゆたか苑」(豊島区長崎3-26-4 神田祐一施設長)で開催された家族会において、「サポートとしま」の事業の案内と成年後見制度のしくみについて理解を深めていただくため講演会を行った。

 講師は、「サポートとしま」の専門相談員で東京パブリック事務所所属の青木知己弁護士。

 特別養護老人ホーム「ゆたか苑」定員50名の施設であるが、この講演は、神田祐一施設長のご配慮により、「敬老会」の行事に引続き午後2時から開催された「家族会」のみなさんに理解を深めていただくために実現したものである。

 会場となった地下のリハビリルームには、「ゆたか苑」の家族と職員合わせて34名が参加され、熱心に耳を傾けていた。

 講演内容は、成年後見制度とはどんな制度か、その概要と、特養ホームの入所者において成年後見制度の利用が必要な場合の身近な事例等を中心に、申立ての方法、申立てに必要な費用、後見人にはどんな人がなれるか、この制度のメリット・デメリット等についてである。

 講演の後、懇談のなかで家族のみなさんから、成年後見制度ってことばは、テレビ等で見たり聞いたりしたことはあるが、施設入所者では、どのような状態になったとき申立てればよいのか?

 財産をどのくらいもっている人が利用できるのか。後見人はどんな仕事をするのか。等の質問があった。

 成年後見制度は、認知症や知的・精神障害などにより、日常生活上の様々な契約行為や財産管理等が困難な方の権利と財産を保護する制度である。

 成年後見制度は、スタートしてから8年が経過したが、まだまだ、一般に理解されていない面がある。区内には8か所の特養ホームがあるが、他のホームについても施設長等の協力を得て家族会等の機会をいただき、成年後見制度の活用についてPRしていく予定。


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