三越池袋店 来年5月閉鎖 ヤマダ電機「LABI」出店 家電量販店“池袋戦争”激化
三越池袋店が来年5月に閉鎖、その建物に家電量販店最大手のヤマダ電機が出店すると、25日と26日にかけて大きく報道された。三越の閉鎖も驚きだが、ヤマダ電機出店のニュースもさらに。池袋はビックカメラの本拠地、ヤマダ電機の池袋2店舗体制は家電量販店の池袋戦争に一層拍車を掛けることになる。
三越池袋店は、大型店の多い池袋地区で比較的規模が小さく競争力に劣っていたのに加え、グループの経営の効率化が必要なことから持ち株会社の三越伊勢丹ホールディンクスが閉鎖を決めた。三越池袋店は2009年5月6日に閉鎖し、土地・建物を750億円でシンプレクス・リート投資法人(千代田区)に譲渡される。
ヤマダ電機はシンプレクスが買収した店舗を賃借、約50億円かけて改装し、都市型量販店の「LABI」として2010年の開業を予定している。売り場面積2万5000平方メートルは国内最大級の家電量販店。改装後の新店舗では家電製品を中心に、食料品やドラッグ、スポーツ用品なども販売するという。
地域の皆様へ
三越池袋店店長 杉山潤治
すでに報道されておりますように、池袋三越は平成21年5月6日(予定)をもって営業を終了することとなりました。昭和32年の開業以来、皆様にご愛顧いただいてまいりました池袋店の歴史に幕を下ろすことは、まことに残念でございますが、商環境の変化や競争激化の中で営業継続は困難と判断いたしました。
地域の皆様には、これまでのご支援、ご愛顧に心より感謝申し上げるとともに、大変なご迷惑、ご不便をおかけいたしますことに謹んでお詫び申し上げます。なお、営業終了までの間、今まで頂戴いたしましたご支援、ご愛顧にお応えすべく、従業員一同誠心誠意努めさせていただきますので、何卒変らぬご愛顧のほどお願い申し上げます。
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