2009年4月

第2809号 2009年4月29日号


「緑の街づくり」に貢献
 池袋ロータリー創立50周年


 職業等を通じてさまざまな奉仕活動を実践している東京池袋ロータリークラブ(小林征夫会長)は4月16日夜、創立50周年記念式典・祝賀会を池袋西口のホテルメトロポリタンで高野豊島区長、三田豊島区教育長、吉村区議会議長、他クラブ会長ら来賓それに会員など約200人の出席を得て開催した。実行委員長は渡辺進氏。

 池袋ロータリーは昭和34年4月3日、東京北ロータリーの竹田恒徳氏を特別代表として24人のチャーターメンバーにより地区6番目のクラブとして誕生。豊島区を中心として奉仕活動に取り組んでいる。今年50周年ということで「50周年を契機に新しい風を起こそう」「新しいクラブをつくろうスタートにしよう」を基本コンセプトに会員一体となってこの日の準備を進めてきた。

 記念式典は例会(通算2452回)に引き続き開始。鈴木孝雄氏の司会で、小林会長、渡辺実行委員長、来賓として桜井権司RI第2580地区ガバナー、高野豊島区長らがあいさつ。元会長の小原孝一郎氏から「池袋RC50年の歩み」、記念事業委員長の長尾益男氏から「記念事業発表」、そしてロータリー財団、米山記念奨学会への寄付と進んだ。

 続いての祝賀会は宝田明氏と野口曻兵氏が司会、元北分区長の松木正通氏の乾杯で和やかに進行。「50年の歩み」のスライド上映や葉っぱのフレディー出演者22人の子どもたちによる合唱、それにこの日のために作詞作曲された記念歌が披露され、大いに盛り上がった。

 小林会長は「これまでの歴史と伝統に寄りかかることなく、次の10年という未来に向かってロータリーの奉仕の精神を持ち、新たな東京池袋ロータリーに」と話している。

 池袋ロータリーでは「地域青少年と一緒に緑の街づくり」をテーマに創立記念として2つの地域社会奉仕事業を行った。

 今年3月に駒込に開園した「染井よしの桜の里公園」「門と蔵のある広場」に記念植樹し、駒込がソメイヨシノの発祥の地であらことを記した碑を寄贈。

 また地域の小中学生のための環境プロジェクト「学校の森」を支援するため、環境教育家の岩間美代子氏と協働して、池八十次氏(渡辺進氏)が描いた「豊島三十六景」の絵をもとに作成した「豊島緑の地図」を豊島区に寄付、小中学生に配布した。

 「豊島緑の地図」の豊島区への贈呈は、17日に豊島区役所区長応接室で行われ、クラブ側から小林会長、渡辺実行委員長、長尾記念事業委員長、野口曻兵氏ら、区からは高野区長、三田教育長らが出席した。


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