2009年7月

第2817号 2009年7月8日号


東京都議選 12日投票
 “吹く風”に混戦、乱戦 国政選挙さながら5候補


泉谷剛
民主現①、43歳、訪問介護会社社長、元区議、高校教諭、武蔵大卒

矢島千秋
自民現②、61歳、幼稚園経営、貸しビル業、元区議、会社員、学習院大卒

長橋桂一
公明現②、52歳、党都議会副幹事長、党総支部長、創価大卒

吉良佳子
共産新、26歳、党地区都政・青年対策委員長、早大卒

南由香
諸新、30歳、幸福実現党支部幹事長、元会社員


 主要政党が国政選挙の前哨戦として位置づけている東京都議会議員選挙が3日に告示、全体では定員127人に、221人が立候補し国政選挙さながら与野党がしのぎを削っている。豊島区は定数3に対し、泉谷剛氏(民主現)、矢島千秋氏(自民現)、長橋桂一氏(公明現)、吉良佳子氏(共産新)、南由香氏(幸福実現党新)=届出順=の5氏が立候補し12日の投票日に向けて各候補が選挙戦を繰り広げている。

 泉谷「変革、東京から政権交代」、矢島「石原都知事支持、未来のための都政」、長橋「実績、政策実現」、吉良「生活重視、くらしと福祉」、南「既成政党に任せておけない」――と各氏が訴えているが、今回の選挙では有権者はどうも個人よりも所属政党に目が向いている。街頭演説で足を止めている人も、まずは何党の候補者かということで関心が変わってくると話す人も。豊島区でも民主追い風、自民逆風は否めないようだ。豊島区議会最大与党の自民はなんとしてもの戦いである。公明も今回は民主、自民の風に飲み込まれまいと総力あげての選挙戦を展開。共産の若さと女性パワーを前面にうったえる。

 一般各紙の世論調査も衝撃的だ。いずれも告示前後のものだが、自民、民主の投票では、読売が民主29.4%、自民16.9%、朝日が民主28%、自民15%、毎日では民主26%、自民13%となっている。乱暴に言えば民主が自民のおおよそ2倍弱の票数を得るというのがこの調査結果。

 前回2005年7月の豊島区の都議会議員選挙の結果は、長橋桂一(公)21912、泉谷剛(民)21397、矢島千秋(自)18480、=以上当選=渡辺くみ子(共)15349、竹下友康(無・民系)8719、投票率42.84だった。やや高めの投票率と予想される中、この数字はどう動くのか。

 生活に密着した明日の都政の方向を決めるのは有権者である。


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