2009年7月

第2819号 2009年7月22日号


さぁ次は国政選挙
 逆風の中、豊島自民票伸びたが・・・


 大方の予想通りというかそれ以上の民主党の大勝で終わった東京都議選だった。豊島区でも当選3者の党派・顔ぶれは順当だったが、民主・泉谷が自民・矢島の約2倍にもなろうとする票を得て区民を驚かせた。

 が、自民への大きな逆風の中で、この豊島区の自公認、しかも候補者中で最年長の矢島千秋氏が4千票ほども大きく票を伸ばしたのはどういうわけだと、先の国政選挙を見据えて関係者の分析が百出している。

 大方の意見はこうだ。「今回、女性部の部長が代わり組織強化され、女性の力が大きかった」、「小池ゆりこ氏と一緒の街頭遊説が矢島氏のイメージアップにつながった」「前回落選した竹下友康氏の票が自民にまとまった」「前回の区議選で新人候補を多く立てたことで自民票を掘り起こしてあった」、はたまた「町会への強い働きかけ」などなど。

 矢島陣営のある責任者は「自民区議が危機感を持って必死で活動した結果。豊島自民党の結束力です」と。なるほど前回に比べると、選挙事務所は活気と緊張感があった。逆境の中だからこそ投票率が上がって今回の票が増えたのがあたりまえで、前回が低すぎたということか。

 都議選の結果を踏まえて、さっそく一部の夕刊紙では、東京の石原(伸)、小池は次の衆院選で危ないと大見出しを打った。4年前、自民に大きな追い風が吹いていた郵政選挙。このときの豊島の票は、自民・小池ゆりこ67,949、民主・鮫島宗明30,303、小林興起(このときは日本新党)24,304、山本としえ11,438。ちなみに今回の自・公票は約4万6千、民主票は約4万5千になる。組織票が崩れ、無党派、浮動票の動向が大きく影響する選挙が予想されるが、変革を求める風の落ち着き先はどこになるのか。


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