大震災の課題と教訓 地域防災フォーラム
安全安心創造都市を目指す豊島区が、今回の東日本大震災で浮かび上がった課題や教訓を今後の取り組みに活かすことを目的に豊島区地域防災フォーラムが6月4日、東池袋の帝京平成大学の冲永記念ホールで開催された。豊島区主催、豊島区町会連合会協賛。
宮城県東京事務所職員による被災現場からの報告や区内ホテル事業者(ホテルメトロポリタン)による震災発生当日の区内での帰宅困難者対応の報告、区防災課長からの報告の他、一般社団法人減災・復興支援機構理事長木村拓郎氏を招いての緊急特別講演が行われた。
木村氏は、震災直後から被災地に入り、最前線で復興の指導にあたる他、各種メディアに多数登場するなど現在多忙を極めているが、本区の地域防災計画改定にアドバイスを受けているなどの関係から今回の講演が実現した。
この日は、防災対策に関心を抱く区立中学生も参加するなど、幅広い層からの注目を集め、定員1,000人の会場はほぼ満席となった。
耐震診断・補強等の助成制度、緑のカーテンなどエコ生活、東京電力による節電対策などに関する展示や資料配布も行われた。
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