エアコン頼らぬ暮らし 豊島清掃事務所で講習会
電力不足が懸念される今年の夏は、エアコンに頼らない暮らし方が求められる。そんな中で、自身でできる省エネな暮らし方を提案しようと、「自分でできる!緑を活かした涼しい住まい方講習会」が6月4日、池袋本町の豊島清掃事務所で開催された。
講師の甲斐徹郎氏は「体感原理が分かれば、すぐに涼しさにめぐり合うことができるし、自分で涼しさを作り出すこともできる。家の周りの環境づくりが重要」と暑い夏に向けての住まい方を解説。参加者にはゴーヤの苗がプレゼントされた。
また、講習会終了後には、「まちなか緑化見学ツアー」も開催された。「まちなか緑化」とは、緑を介したご近所づきあいから緑化を推進する活動。当日は、いけぶくろ茜の里から、池袋3丁目エリアなど、池袋西口地区で進んでいる緑のまちづくりの現場を見学。少ないスペースでも緑を育てられるのを実際に見ることができる機会となった。
区では今年度本講習会をはじめ「緑のカーテン講習会」、「地域防災セミナー」等の参加者へゴーヤの苗を1,200ポット配付。夏へ向けて育てることで、多くの区民に緑の涼しさを実感してもらうことが狙い。
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