小・中学生にも節電啓発 区の電力不足対応 事務所25%、学校15%減
豊島区はこの夏の電力不足に向けて、今年5月に「夏期の電力不足への対応方針」を策定し、区役所庁舎など事務所は25%、学校は15%など、それぞれの施設区分ごとに削減率を定めて節電に努めている。
また、事業所や各家庭での節電への取り組みのすそ野を広げることが重要であると、環境政策課と教育指導課では、環境教育の一環として、夏休み中の区内の小・中学生を対象とした節電啓発事業「我が家の節電アイデア大募集 ~どれだけせつでんできたかな?~」と、「節電標語コンクール」を開催する。
「我が家の節電アイデア募集」は、子どもたちが環境問題について考え、家族ぐるみで節電対策に取り組むきっかけとなることを目指す。家族で考えた節電アイデアを行うことにより家庭での電気使用量が前年と比べどのくらい減るか調べる。希望者には、環境政策課より電力計を貸出する。
「節電標語コンクール」は、標語を通して節電について考えるとともに、優秀作品を区ホームページ等で顕彰し、節電啓発に役立てるとしている。
区では、今回の電力不足をエネルギー消費のあり方や一人ひとりの暮らし方を見つめ直すチャンスととらえ、過度に電力に依存することのない「環境都市としま」の形成に向け区民と共に努力したいとしている。
▽我が家の節電アイデア大募集 ~どれだけせつでんできたかな?~
内容は、家族で考えた節電アイデア、7月分(または8月分)の電気使用量の前年との比較。募集区分は小学校1~3年生の部、小学校4~6年生の部、中学生の部。記念品・賞品はエコグッズまたは防災グッズ。
▽節電標語コンクール
内容は節電に関する標語。募集区分は小学校1~3年生の部、小学校4~6年生の部、中学生の部。記念品・賞品:エコグッズまたは防災グッズ。
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