がん対策推進イベント 帝京平成大で講演とコンサート
ゲストに小椋佳さんを迎えてがん対策推進イベント開催――。区民のがんに関する知識や意識啓発を目的とした豊島区主催の「豊島区がん対策推進・特別公演」が6月18日、東池袋の帝京平成大学冲永記念ホールで開かれた。協力・帝京平成大学、特別協力・としま未来文化財団。
豊島区は、区民の死亡原因の第1位が「がん」(平成21年の区民の全死亡者中31.3パーセント)となっている現状等を踏まえ、がん対策を区政の最重要課題のひとつと位置付け様々な取り組みを進めている。
がん対策を総合的かつ計画的に推進するため「豊島区がん対策推進条例」「豊島区がん対策基金条例」を制定し、さらに具体的な施策実現のため「豊島区がん対策推進計画」を策定した。
第一部は帝京大学医学部付属病院副院長で帝京がんセンター長の江口研二医師による「がん予防について」の講演。続く第二部が、シンガーソングライター小椋佳さんによる「歌紡ぎの会」が催され、小椋さんは歌と語らいで会場に集まった多くの区民らを魅了した。特別公演の収益金は「豊島区がん対策基金」に積み立て、今後のがんの予防の普及啓発などがん対策推進に活用するとしている。
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