グラミー賞の松山夕貴子 10月に豊島公会堂公演
としま未来文化財団は、2011年第53回米国グラミー賞を日本人として史上5人目で受賞した松山夕貴子を迎え、「松山夕貴子が魅せる箏の世界」を、10月25日午後6時30分から、豊島公会堂で開催する。
今回の公演が松山夕貴子にとっては、グラミー賞受賞後初の東京公演で、兄・織川ヒロタカ(「紙ふうせん」バックアップギタリスト)との兄妹ライブとなる。
公演開催に関して、松山夕貴子は次のようにコメントしている。
「長く日本を離れてアメリカにいますと、日本の建築物がとても懐かしくなります。特にこのごろ、コンテンポラリーな建物より温かみのある建物が大好きです。ですので、今回の豊島公会堂でのコンサートをすごく楽しみにしています。豊島公会堂は築59年の、昭和を感じさせる建物と聞いています。そういった懐かしい建物での「箏」の演奏を聴いていただき、少しでも多くの方に「箏」の魅力を知っていただければと思っています。そして私たちのコンサートは、聴きに来てくださるお客様や、スタッフ、ミュージシャンすべての人で創り上げ、またその音楽が流れる空間は何よりも大切です。豊島公会堂の温かい空間は私たちが創る音楽をとても和やかに調和のとれたものになるようお手伝いしてくれる気がします。一生懸命にたくさんの人に感動してもらえる音楽を創っていこうと兄とはりきっています」。
全席指定 3,000円(財団友の会料金は、2,500円)。チケット申込みは、としまみらいチケットセンター(電・3590―5321)。
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