大塚の街から「元気」発信 20日、「第39回大塚阿波おどり」
「がんばれ東北 がんばれ日本」。今年の大塚阿波おどりは一味違うぞーー。豊島区を代表する夏のイベント「第39回大塚阿波おどり」が8月20日、大塚駅南口周辺を会場に華やかに開催される。すでにたくさんの飾り提灯に彩られて、本番を待つばかり、過去最高17連の参加もあり大塚が熱く燃える日はもうすぐだ。
東日本大震災また原発事故による節電などで開催さえ危ぶまれたが、開催を昼間に変更するとともに、「節電・鎮魂・支援」を前面に打ち出して、地元若手の力も加わり、新しい企画でさらにパワーアップしてお披露目されることとなった。
とくに流し踊りがこれまで駅側からだったものが、巣鴨信金前がスタートとなる逆コースに変更された。参加連はまず巣鴨信金前で輪踊りを披露してから次々と駅前までの流し踊りへ。本部席前での輪踊りなくなった分、踊り手にはきついかもしれないが、よりスピーディーとなり観客をあきさせない。これによりこれまで2回しか踊れなかったものが、3回出演できるようになった。
また初めての試みであるフィナーレの総踊りの盛り上がりが楽しみ。参加連全員による総踊りも盛り上がりは、あの池袋の東京よさこいのフィナーレを超える感動と興奮を作り出してくれると期待する。大塚の街の元気が、祭りを通じて被災地へ、そして日本に発信される。
前夜祭が南大塚ホールで19日午後5時から、20日本番は午後3時からスタートする。開会式は午後2時30分からとなっている。
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