“地域の安全”に一丸 豊島区民大会開く
誰もが住みやすいまちづくりに向けて、防犯意識等の高揚と活動の活性化を図る「第20回 地域安全運動豊島区民大会」が10月7日、東池袋の豊島公会堂で開催された。
豊島区では、日頃から地域住民と区・警察とが協力し、防犯活動等に力を入れており、日本有数の繁華街池袋駅周辺では、東西それぞれで地域住民を中心とした環境浄化パトロールを行うなど、地道な活動が10年以上も続けられている。また、町会やPTAによる各地域でのパトロールも行われており、誰もが安心して歩けるまちづくりに日々尽力している。このような地域ぐるみの取り組みの結果、区内の刑法犯認知件数は、平成15年度と比較し38.2%減少するなど、体感治安の向上につながっている(平成22年度末現在)。今大会は、さらに地域の力を結集し、平成24年度のWHOセーフコミュニティの認証取得に向けた機運を高めていこうというもの。
大会では、第一部において、豊島区立巣鴨小学校6年生の児童により「豊島区がもっと安心で安全なまちになるようにできることをしていきたい」旨の大会宣言が声高らかに唱えられ、WHOセーフコミュニティの認証取得に向け、地域住民の取り組みの重要性を再認識するとともに、さらなる取り組みへの機運を高めた。また、第二部では、警察犬の活動の紹介が行われ、お笑い芸人「テツandトモ」によるコントもあった。
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