池袋西口に新名所? 「ギャラリー立教通り梟の樹」
池袋西口の立教通りに初めてギャラリーが誕生した。ギャラリーの名は「立教通り梟の樹」(西池袋5-1-5 第二春谷ビル地下1階)。12月8日午後1時、豊島区の梟像と風景写真展としてオープンした。
豊島区長が雅号高野陽昌(たかのはるあき)の名前で描いた梟像の新作20号、22号の作品と今まで出来上がっている1号から19号と会わせ、19枚の梟絵画と区長お気に入りの美しい海と太陽が描かれた作品が展示された。ちなみに20号は豊島公会堂前の公園の中に建つ目白ライオンズクラブ寄贈の作品、22号は北池袋にある桜公園内の図書館となりに岩手県花巻市のふくろうの会より寄贈された作品。
また梟像22号を豊島区に寄贈した花巻市のふくろうの会メンバーの一人でプロの写真家吉田光男氏が夕方4時から早朝4時頃迄暗闇の森の中でカメラを構えてシャッターを押した、梟が小動物を捕らえる瞬間が写された作品も展示されている。
吉田氏の写真は引き続き11日から20日迄(毎日朝の11時より夜7時迄、最終日は午後4時迄)入場料無料で多くの皆さんに楽しんでもらえる。
梟の樹を創る会は、豊島区に海外の観光客を呼び、豊島区の子ども達には豊島区を愛し、新しい豊島区を創り上げて欲しい、そんな願いから梟の像を世界中の若手美術家に声をかけてデザインを依頼、台座の詩はイロハ48文字を頭文字として区内の小学生に考えてもらっている。更に文字を書くのは区内の書家の先生が担当する事で区民の協力し合う姿が此処に生まれ。子どもから大人が交流する場にもなっている。
梟の樹を創る会副会長の春谷吉一氏が、商標登録されている「梟の樹を創る会」の名称をNPO法人芸術教育研究舎の了解を得て「ギャラリー立教通り 梟の樹」として希望、岩田甚一氏も了解し開場の運びとなった。梟に直接関係の無い作品でも、特に若い人の絵画、書、造形作品等を展示出来るように応援して行きたいと春谷氏は考えている。1月には「仏画展」、更に高野陽昌個展として新たに創られた作品を展示する予定だ。
この日は高野之夫豊島区長が、サプライズとして、展示場内に置かれていた板きれに「梟の樹 高野陽昌」と、会場に集まった約25人の前で書いた。会場の1階入り口の頭上に今後末永く置かれる事となった。
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