区がゆず湯サービス 高野区長も金春湯へ
区内公衆浴場全32箇所で12月22日午後4時から深夜0時まで、豊島区による全区民を対象にしたゆず湯の無料開放が行われた。
豊島区では、65歳以上の高齢者を対象に敬老入浴事業を実施しているが、今年度より都内初のICカード「としま・おたっしゃカード」を導入。これにより、これまで定例日にしか利用できなかった利用補助(450円の入浴料を100円で利用できる)が、希望する日に利用できるようになり、想定していた4000枚をはるかに超える7000枚の申請があった。
今回の無料開放は、この敬老入浴事業の拡大に合わせ、冬至に「ゆず湯」に入るという日本独自の伝統的な生活文化を継承するとともに、地域の社交場としての「銭湯」を見直すきっかけにしてもらい銭湯利用を促進しようというもの。ゆず湯に使用されたゆずは、大分県杵築市から市長自らの協力の申し出により豊島区へ提供されたもの。(1トン、8,000個)
高野区長も区民と金春湯(南大塚1)の「ゆず湯」に入浴した。
»» BACK
|