祝・新成人 豊島区“音楽成人式”
2012としま「成人の日のつどい」が1月9日、東池袋の帝京平成大学で開催された。豊島区の新成人は、平成3年4月2日から4年4月1日生まれの2,116人(日本人男性924人・外国人男性152人、日本人女性884人・外国人女性156人。昨年2,267人)。参加者は新成人973人(男性519人、女性454人)。
豊島区の成人式は、平成3年より、オーケストラや合唱団などの音色で門出を祝う“音楽成人式”が恒例で、例年東京芸術劇場で実施されていたが、改修に伴い、今年は帝京平成大学での実施となった。
今年は、豊島区管弦楽団による演奏が新成人を迎えた。式典では、区立朋有小学校児童による「区民の歌 としま未来へ」の合唱が行われた他、豊島区管弦楽団により「G線上のアリア」「威風堂々」等が演奏された。
成人式代表の髙萩柊次さんは、「今回新成人代表に選ばれて、家族もとても誇らしげだった。これからも家族への感謝の気持ちを忘れずに大人になりたい」と話し、「私が無事にこの日を迎えられたのは、家族をはじめ、様々な事情で知り合った友人、そして私に関わってくださった全ての方々のおかげです。私は今、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、人に対する感謝と、助け合いの精神を忘れることなく、優しい人になることを成人の誓いと致します」と誓いの言葉を読み上げた。
また、同じく新成人代表の八木真結子さんは、「今日、道すがら多くの人におめでとうと言われた。ここまで育ててくれた両親に感謝し、これからは多くの人を支えていく立場として頑張りたいと思う。」と話し、「本当に多くの人々の優しさに支えられ、今、この場に立てています。人に対する感謝の気持ちを忘れずに、これからの時代を担う世代の一員としての自覚を持つことの決意を、成人の誓いといたします」と誓いの言葉を述べた。
高野之夫豊島区長は、「社会へ出て働く幸せとは、社会から感謝される仕事をすること。夢を描く想像力、イメージを切り開き、頑張ってもらいたいと思う。また、常に感謝の気持ちを忘れずに、たくさんの絆を築きながら、夢に向かってはばたいてほしい」とメッセージを送った。
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