昨年上回わる盛況 としまものづくりメッセ
豊島区のものづくり産業の見本市である「第5回としまものづくりメッセ」3月1日から3日までの3日間、東池袋のサンシャインシティ展示ホールBで開催された。主催はとしまものづくりメッセ実行委員会(野村正道委員長、名誉委員長・高野区長)。
さまざまな業種から過去最多の99社・団体が108のブースに出展、区内の基幹産業である印刷産業をはじめ、精密機械や金属製品、食品関係など自慢の製品や技術を展示、紹介され、昨年を上回る約1万7千人の入場者でにぎわった。
特に今回は、ビジネス・経営者向けに講演・セミナーなどが充実。初日は豊島区に本社を置くファミリーマートが実践する社会貢献活動などへの取り組みについて「コンビニ業界最前線~ファミリーマートの目指すもの~」などの4つの講演・セミナー、2日には「東急ハンズに学ぶ!ソーシャルメディア活用術」と題し、Twitterなどをブランディングに活用する東急ハンズの事例を、実際の運用担当者の視点からの講演のほか、ビジネス対談、販路拡大セミナーなど開催され好評だった。
また、区内小学生が社会科見学で多数訪れ、豊島区伝統工芸保存会による彫金、籐工芸、組ひもなどの伝統工芸実演や、七宝焼きやべっ甲でマイアクセサリーチャームづくりなど「ものづくり」の体験教室などに歓声をあげていた。
注目された造幣局の「としまものづくりメッセ記念の貨幣セット」や郵便局の「横山光輝漫画フレーム切手」の販売コーナーは今回も大好評、貨幣セットは5,426セットも販売された。
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