2012年3月

第2934号 2012年3月7日号


区民ひろばで地域コミュニティ考える


 東日本大震災後、自助ならず共助の精神が強く求められています。地域コミュニティの拠点である「区民ひろば」で人と人との絆、コミュニティを考えます――と、3月3日午後、豊島区地域区民ひろば課主催による「3.11大震災・きずな・地域コミュニティを考える」が区民ひろば南池袋で開催された。63人の参加があった。

 東日本大震災発生以後、人と人とのきずな、コミュニティの大切さを考え、今後の地域のあり方を模索し、活動に活かしていこうというもので、内容は心のケアや地域福祉の専門家として被災地で活動経験のある臨床心理学博士の佐藤文子氏とコミュニティソーシャルワーカーの大竹宏和氏(豊島区社協)、それに宮城、福島県で被災し区内に避難している2人によるパネルデスカッション。

 被災者からは地震発生直後の様子や津波による壊滅状態の状況、また、原発から逃れ避難所に行ったが入れずに、各所を転々とした苦労話などが話された。専門家からは、顔が見える近所づきあいの重要性やあまり頑張りすぎない心がけが必要とのアドバイスがあった。最後には参加者全員でリラックスする呼吸法を行った。

 今後も、地域コミュニティの拠点である区民ひろばではコミュニティづくりのための講座を各種実施していくという。


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