帰宅困難者対策 対応マニュアル配布
豊島区はこのほど帰宅困難者対策の一環として鉄道職員と連携して「震災時対応マニュアル」を作製、3月9日に鉄道・区職員ら約40人が東武池袋駅南口コンコースと池袋駅地下中央通路で配布、「大地震発生時にむやみに移動を開始しないことを徹底しましょう」と池袋駅利用者に呼びかけた。1時間ほどで、4千部を超えるマニュアル配布した。
東日本大震災発生から間もなく1年にあたり、東武鉄道株式会社の発案により豊島区が賛同して、他の池袋駅に乗り入れている鉄道事業者に呼びかけて実現したもの。
マニュアルは、(1)帰宅困難者、外出時の行動ルール、(2)徒歩帰宅者心得10か条プラス1、(3)安否確認をしたいときは、(4)外出時の行動マニュアル、(5)災害時帰宅支援ステーション、(6)応急手当の方法などの内容と地図で構成されている。地図は、池袋駅を中心に概ね5km範囲について、帰宅支援対象道路や災害時帰宅支援ステーション、災害時サポートステーションなどが紹介されている。
区危機管理担当課および防災課で配布している。
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