環境に配慮した暮らし 第6回エコ住宅見本市
豊島区では毎年、環境に配慮した暮らしを提案するため、最新型の新エネ・省エネ機器の展示等を行う見本市を開催しているが、3月8日に第6回エコ住宅見本市がメトロポリタンプラザ1階自由通路で開催された。
今回は、3.11の震災から1年経つこの時期に、省エネの住まい方として、最近着目されている「パッシブデザイン」の観点から、住まいづくりを提案。エアコンなどの機械設備に頼りすぎることなく、太陽光などの自然エネルギーを最大限に生かし、快適な暮らしを実現させることを目指すもので、これから家を建てる人だけでなく、今住んでいる家でもっと快適に過ごしたいと思っている人にとっても、役立つ情報満載の見本市となった。
各ブースでは、自然の恵みを活かすための家づくりの部材、設備の紹介はもちろんのこと、実際に見たり触ったり、「快適さを体験」することができる。すだれ効果のある外付けブラインドや、ハニカム(蜂の巣)構造のスクリーンで室温の上昇を防ぐ製品等、パッシブデザイン住宅づくりに有効な製品が紹介されている。また、リサイクル素材を使った工作ができるブースもあり、使い古した布などを使い、緑を活かすための「エコポット作り」を体験できる。ポット自体も数年土に埋めておくと土にかえる環境に配慮したものとなっている。
今回初出展のメーカーの担当者は、「家に住む人が安心して、かつ快適に過ごすことができるように、うまく色々なアイテムを活用してほしいです。夏場など気温の上昇が激しい時でも、エアコンなどに頼りすぎずに過ごしてほしいですね」と自社の製品を説明した。来場者には、夏支度に向けて、ゴーヤの種と緑のカーテンの作り方のハンドブックのプレゼントも。
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