4月から記念事業スタート 豊島区制施行80周年 高野区長「事業取組み宣言」
いよいよ4月から豊島区制施行80周年記念事業が区内各所でスタートする。来年3月までの長丁場に行政・区民・各種団体がさまざまな祝賀イベントを計画している。従来のイベントに80周年の冠を付けてさらにパワーアップしたもの、まったく新規なものと内容は様々だが、その数は現在ですでに200を超えており、最終的には300ほどになるとみられている。
記念事業のメインは10月1日・2日の区の主催する80周年記念式典・祝賀会、また11月28日から30日のセーフコミュニティ国際会議・認証式も大きな柱となっている。
そんななか、高野区長を長とする豊島区制施行80周年記念事業実行委員会の第2回会議が3月26日夜、区民センターで開かれ、関係団体などから約100人が出席、高野区長から「豊島区制施行80周年記念事業取組宣言」=別項=が発せられ、実行委員会のさらなる結束と意思統一が図られた。
新しいロゴマークや貸し出し用の横断幕・のぼり旗も用意されて年度明けを待つばかり。一発目は4月1日の駒込で開催される染井よしの桜まつりとなる。
【豊島区制施行80周年記念事業取組宣言】
豊島区は今年、区政施行80周年を迎えました。
昭和7年10月に豊島区が誕生して以来、先人たちは血のにじむような努力を積み重ね、先の戦争をはじめ、幾多の困難を乗り越え、豊島区の礎を築きあげてきました。
私たち現在の世代は、引き継いだ財産に磨きをかけ、次の世代に手渡していかなければなりません。
これまで文化を施策の中心に据え、環境、都市再生、健康、福祉、教育の各分野において施策のレベルアップを推し進めてきました。そして今、5月のセーフコミュニティの認証取得のほか、新庁舎の建設、西部複合施設の整備などまちづくりが平成26年度には完成期を迎えるなど、これまで進めてきたまちづくりが大きく花開こうとしています。
80周年という記念すべき節目となる本年は「新しい豊島区つくり」に向けて、次の10年間で、さらに大いなる飛躍を遂げるための新たなスタートラインです。
日本一の高密都市ならではの安全安心創造都市の実現に向けて、区民、団体、企業、町会、商店街など、豊島区全体が一致協力し、区制施行80周年記念事業に取り組むことを、ここに宣言します。
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