華やかに桜パレード すがも染井吉野桜まつり
「第34回すがも染井吉野桜まつり」のメインイベントである「桜まつりパレード」が3月25日、巣鴨駅前からスタートし白山通り・巣鴨地蔵通りで華やかに行われた。
日本を代表する桜・ソメイヨシノは、江戸末期から明治期にかけて、旧染井村(現在の巣鴨・駒込周辺)の植木職人が品種改良により作ったと言われている。「すがも染井吉野桜まつり」は、これに因み、地元の巣鴨地蔵通り商店街が、「ソメイヨシノ発祥の地」をアピールしようと、昭和54年から毎年開催しているもので、昨年は、3.11東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる。
パレードは、春の交通安全週間運動の一環として、創価学会と東洋大学の2団体による演奏とともに行われる「交通安全パレード」と、学生などによるマーチング競技会「すがもマーチングクラシック」の2部構成。
長島理事長、高野区長、ソメイヨシノ桜観光大使、足立区商連会長、木﨑巣鴨地蔵通り商店街理事長、江端衆議、小林衆議、長橋都議、吉村区議らを乗せたオープンカーを先導に400名以上が参加する大規模なパレードが巣鴨の街のにぎわいを演出していた。
マーチング競技会は、中学校・高等学校のマーチングバンドが、パレード中に演奏演技の華麗さを競い合う巣鴨独自の競技会で、5回目の開催となる今回は、長野県や千葉県、埼玉県など都外からの参加校も含め、これまでで最多の9団体が参加した。開会時の小雨もすぐに上がり晴れ渡る青空の下、日頃の練習の成果を精一杯披露した。
期間中は、商店街の店舗が独自のサービスを提供する「すがも駅前のれん市」と、商店街エリアに設置されたキーワードを探して応募すると粗品がもらえる「すがもパズルラリー」も実施。
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