楽しい街づくりを
池袋西口駅前環境浄化推進委員会委員長 加藤 竹司
我われ池袋西口駅前環境浄化推進委員会は西口駅前の西池袋一丁目町会を活動拠点としており、その西池袋一丁目町会は駅前の六つの商店会で構成されております。
パトロールは月に三、四回、午後六時ころより約一時間、警察、役所などをあわせて約三十名程度で行っております。
また私たちのほかにも、池袋駅を中心とした環境浄化団体や防犯ボランティア団体等が日々地元の安全安心街づくり活動に取り組んでおられます。
これらの地元の活動は、現在では地元と警察と区役所との間で十分な連携と意思の疎通が図られ、池袋周辺の有害環境がずいぶん改善されたほか、犯罪件数が毎年右肩下がりで減少しており、体感治安も向上しております。
しかしながら未だ繁華街では執拗で悪質な客引きと路上スカウト行為が後を絶ちません。そこで豊島区で取り組んでいるセーフコミュニティでの繁華街対策を通じて豊島区生活安全条例の改正を地元から提案させていただきました。
またその条例づくりにあたっても地元が委員となっている生活安全協議会で何度も協議させていただき念願であった客引き路上スカウト行為を規制する豊島区生活安全条例の改正が昨年の十二月、第四回豊島区議会定例会において可決いただきました。今後、我われ環境浄化団体はこの条例を根拠として違反者に対して指導することができるようになります。
このたびのこの条例改正の提案から条例づくり、そしてその実際の運営まで、我われ地元が安全安心まちづくりを目的として日頃問題となっていることに焦点を当て役所と一体となって参加できることは、まさしくセーフコミュニティであり、素晴らしいことだと痛感しております。
安全安心まちづくりでは自助、共助、公助三位一体となって取り組んでいくことが必要です。街の発展はまさしく安全安心まちづくりが絶対必要条件です。
今後とも街に来られるお客様が安心してお買い物ができる安心して歩ける楽しい街づくりを目指して努力していきたいと思います。
我われが生まれ育った街・池袋を、大好きな街・池袋を、安全・安心の御札を付けて、子から孫へとつないでいけるよう頑張っていきたいと思います。
»» BACK
|