大賞は「見守る駒桜」 さくらフォトコンテスト
日本の春を淡く染める「ソメイヨシノ」の発祥地、駒込を全国に発信し、新たな魅力を発見してもらうため始まった「さくらフォトコンテスト」の入賞作品が決まり、最優秀のさくら大賞など受賞作品15点が駒込地域文化創造館(駒込2-2-2)で7月31日まで展示されている。
第5回を迎えた今年は、応募者数71名、応募点数105点とともに前回を大きく上回り、東京および関東近県から応募された作品の中から、写真家・関口照生氏と染井よしの桜の里駒込協議会会長ら13名の審査委員が、「区立駒込小学校(駒込3-13-1)から半径約1キロメートル範囲で撮影されたもの」「活き活きしている様子が伝わるもの」を選定基準に審査。結果、一般の部(さくら大賞1名、優秀賞2名、審査委員特別賞1名、佳作7名)、小・中学生の部(審査委員特別賞2名、奨励賞2名)が選ばれた。
「さくら大賞」の栄誉に輝いたのは、前々回のさくらフォトコンテストでもさくら大賞に輝いた実績を持つ、苧坂隆(おさか たかし)さんの「見守る駒桜」。区立駒込小学校の校庭で、60年間子どもたちを見守っている「駒桜」がモチーフの作品。ほかにも桜の名所である染井霊園や西福寺などを撮影した力作ズラリ。
受賞作品は、今後写真パネルに加工され地域内の商店街等で広く公開されるほか、駒込地域の貴重な資料として蓄積され、染井よしの桜の里駒込協議会事業等の印刷物等に活用される。受賞者は次のとおり。
▽一般の部=さくら大賞「見守る駒桜」苧坂隆さん、優秀賞「満開の染井墓地」片桐田鶴江さん、優秀賞「桜花繚乱」朽名孝郎さん、審査員特別賞「『門と蔵のある広場』の春光」池上長太郎さん
▽小中学生の部=審査員特別賞「幹と桜」小松幹裕さん、審査員特別賞「呪怨」石原来都さん、奨励賞「楽しい花見」村上周子さん、奨励賞「一りんだけのこったさくら」むらた ひいなさん
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