すがも朝顔まつり 高岩寺では津軽系こけし展
巣鴨地蔵通りで7月2日から4日の3日間、歴史と文化を活かした地域の活性化を目的に夏の風物誌「すがも朝顔まつり」が開催され、会場となったとげぬき地蔵尊高岩寺前に江戸情緒たっぷりの朝顔の露店がたち、連日たくさんの人出でにぎわった。今年で5回目。主催は巣鴨地蔵通り商店街振興組合(木崎茂雄理事長)。
巣鴨地蔵通り商店街では、地域の人や参詣者に喜んでもらおうと春夏秋冬の花暦の催事を企画、春は「さくら草」、秋は「菊」と街を花でいっぱいにし、訪れた人々を喜ばしている。
また、朝顔まつりにあわせて、とげぬき地蔵尊高岩寺が6月30日から7月4日まで、東北地方復興支援として、津軽系伝統こけし工人である阿保六知秀・正文氏のこけし制作実演、即売会が高岩寺隣りの信徒会館で行われた。木地挽き、描彩の実演のほか津軽系こけしが多数展示・頒布され、連日多くのこけし愛好家や参詣者でにぎわい、大盛況だった。なかでも会場奥に展示されたねぶた製作の技法を使ったという「こけし灯篭」が好評、ひときわ人目を引いていた。
とくに最終日の7月4日は、縁日とも重なり高岩寺周辺は大勢で参詣者でにぎわった。
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