2012年7月

第2952号 2012年7月25日号


自民党の信頼取戻す自民・都議選候補に決まった堀宏道区議


 都議と区議団とで不協和音がつづいていた豊島区の自民党だが、来年夏の第19回東京都議会議員選挙に向けて、早々と公認候補を発表した。今回公募によって自民党公認候補者となった堀宏道区議にその思いなどインタビューした。

 ――公募に手をあげたわけは。

 「いま求められている都議会議員への要望が自民党としてはたせていない状況を変えていかなければいけないという強い思いがあって今回自民党の公募に手をあげました。自民の現職都議がいらっしゃるなかで異例の事態となりましたが、今後は同じ自民党の組織として現職都議のご理解・協力を得てやっていきたいという思いです」。

 ――どんな都議を目指す。

 「なによりもかけていることは、私は秘書時代に高野区長の都議だったころの姿を見ていますが、その時に陳情を朝から晩まで受け付けてそれこそ事務所に行列ができるほどでした。一人ひとり丁寧に対応している高野氏に感銘しました。何かしら困っている区民の相談の受け皿になる、これが私の目指すところです。とくに都政、区政への要望は身近な生活相談などが多いですから、自民党の豊島区議によせられる相談事も含めて解決に全力であたり、自民党に相談すれば信頼できるという高野氏の頃のような区民に信頼され、頼りにされる自民党を豊島区議団とともに作ってゆきたい」。

 ――いまの豊島の自民党は。

 「残念ながら、いまは相談事が他の政党にいっているのが現状のように思えます。いろいろなところで自民党頼りにならないから○○党の○○都議にお願いしたよ、という区民からの声が直接聞こえてくる。このままでは豊島の自民党は埋没してしまうのではないかという危機感が強い。現職都議も体が万全であれば充分に可能とは思いますが。豊島区民にとってもこのままではいけないと。相談窓口の受け皿として自民党の力を発揮したいという思いですね」。

 ――区民の都議への期待は大きいが。

 「豊島区の将来に大きくかかわる今回の都市計画道路7路線の整備にしたって、地元の声をすいあげて東京都にあげる都議会議員の果たす役割はさらに大きくなります。豊島区民に貢献できる都議として頑張ってみたい。オリンピック招致や築地移転のような都の問題などありますが、基本、地元・豊島区重視で取り組んでゆく姿勢でやりたい。豊島区のために何ができるのかが大前提です」。

 ――蛇足ですが、近づくにくい風貌という声が。

 「そうですかぁ、たしかに黙っていると顔が怖いと、カミさんに注意されるときも。まっ、顔は生まれつきでどうにもなりませんが、気にせず気軽に声をかけてくれれば笑顔になりますよ(笑)」。

 47歳。奥さんと21歳から13歳のお子さん3人。趣味は海釣り。


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