区役所にパン屋さん 区内の3障害者福祉施設
区役所と障害者福祉施設が連携し、本庁舎という人が集まる場所でパンを出張販売することで、障害者福祉施設の利用者の工賃増や社会参加の機会を増やすほか、広く区民に対する障害者及び施設に対する理解を深めるため、豊島区役所本庁舎の1階正面玄関横に障害者福祉施設がパンの販売がスタートした。
区ではこれまでも豊島区が独自に開発した福祉ブランド「はあとの木」参加事業所による障害者の自主制作作品を月2回本庁舎で展示・販売するなど、障害者の自立生活の支援を行っているが、庁舎に常設で出張販売スペースを設け、パンの定期販売を行うのは、今回が初めて。
販売は、区内でパンの製造を行っている障害者福祉施設3か所が日替わりで行うことになっている。曜日により販売施設が異なり、月曜日は、主に精神障害者を対象に支援を行なっている通所施設「このはの家」(南長崎5-18-7)、火・木曜日は知的障害者の働く場としてパン工房とカフェの施設を持つ「いけぶくろ茜の里」(池袋4-15-10)、水・金曜日は知的障害者を対象に支援を行っている「区立駒込福祉作業所」(駒込4-7-1)による販売となっている。販売予定のメニューは各施設とも十種類以上あり、日によってメニューが変わるため、色々な味を楽しむことができるようになっている。販売時間は、祝日を除く毎週月曜日から金曜日、午前11時45分から午後1時30分まで(売切れ次第終了)。12月21日までの5日間は、オープンを記念して、毎日先着30名様に記念品のプレゼントも。
»» BACK
|