盛大「染井よしの桜祭り」 さくらフォトコンテスト表彰式も
染井よしの桜発祥の地のお花見イベントとしておなじみとなった「染井よしの桜祭り」、ならびに「さくらフォトコンテスト」の表彰式が4月7日、駒込駅前の区立染井吉野桜記念公園で開催された。主催は駒込地区の町会、商店会からなる染井よしの桜祭り実行委員会(田村和久委員長、片桐昌英実行委員長)。
心配された爆弾低気圧も前夜には通り過ぎ、ときおり風は強いものの朝から晴天。オープニングは文京マーチングユース部と関係者によるパレードに続き、高埜秀典染井銀座商店街理事長の司会でセレモニー。さくらフォトコンテストの表彰式では審査委員長を務める写真家の関口昭生氏から各賞がそれぞれに贈られた。また開花予想クイズの当選者の発表もあった。
会場中央では和太鼓演奏、よさこい、ハワイアンフラダンス、駒込中吹奏楽部演奏、創価グロリア吹奏楽団演奏、初参加の青島広志・駒込少年少女合唱団のコーラスなど華やかに繰り広げられ、各町会などが用意したさまざまの模擬店、豊島区の交流都市常陸大宮市の物産展とともに多くの人が楽しんだ。
セレモニーでは田村巣鴨信金理事長の主催者あいさつに続いて、高野区長、村上区議会議長、小池衆議、長橋都議、中村町連会長、足立区商連会長、斉木観光協会長らから次々お祝いのあいさつがあった。
豊島区駒込は、今や世界的に有名な桜の品種「ソメイヨシノ」発祥の地。地元では、ソメイヨシノを地域ブランドとした街の活性化へ向け、純米吟醸酒「染井櫻」の販売、フォトコンテストの開催、接ぎ木から始めるソメイヨシノ苗木の育成、「ソメイヨシノ桜の観光大使」による観光PRなど、様々な取り組みをすすめている。
片桐実行委員長は「お天気が心配でしたが、無事に開催出来てほっとしています。町会、商店会の皆さんが一致協力してオール駒込で開催しているこの桜祭り。地域の結びつきがとても強いのが駒込の魅力です。その辺を訪れた方々に感じ取っていただき、駒込ファンを増やしていきたいですね」と。
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