安全安心の街づくり 豊島区民決起大会
安全・安心街づくり豊島区民決起大会が9月10日午後2時から東池袋の豊島公会堂で開催された。主催は池袋組織犯罪根絶協会(齊木勝好会長)、豊島区、池袋・巣鴨・目白警察署。
平成24年11月にWHOセーフコミュニティ認証を受けた豊島区が、より一層安全・安心な街を築くため、暴力団排除等の気運を高め、区民と警察、事業者等の連携により、暴力団等の犯罪組織の温床とならない街づくりを目指すもので、会場には、区民、区内事業者、職員等約800人が集まった。
豊島区では、平成24年4月に「豊島区暴力団排除条例」を施行。平成23年10月に施行された「東京都暴力団排除条例」からさらに一歩踏み込み、虚偽の養子縁組に対する措置条項を全国で初めて規定するなど、繁華街池袋を抱える豊島区の地域特性を踏まえた取り組みを進めている。区条例施行から1年半が経過し、暴力団排除の気運はさらに高まっている。
大会は、第1部の式典、第2部の特別講演、第3部の立教大学体育会応援団の演奏と演舞が行われた。
開会は齊木会長、あいさつは高野区長、竹下議長、岩間池袋警察著長、閉会は樫本池袋組織犯罪根絶協会副会長が行った。
高野豊島区長は「これまでの皆さんとの取り組みによって、区民の方より豊島区も安全な街になってきたという声を聞いている。セーフコミュニティの認証都市として、勇気をもってしっかりと暴力団排除に取り組んでいく」と訴えた。さらに、池袋地区で安全で安心な街づくりに取り組んでいる池袋組織犯罪根絶協会の外山克己副会長により「暴力団追放宣言」が行われ、会場は犯罪の温床とならない街づくりを目指そうという一体感に包まれた。
その後、俳優の村野武範氏による特別講演が行われ、最後に、立教大学体育会応援団、吹奏楽部、チアリーダーによるメンバーから「がんばれ、がんばれ豊島」のエールが送られると会場には拍手が沸き起こり、大会を盛り上げていた。
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