ふくろ祭りいよいよ開幕 まずは29日「御輿の祭典」 前夜祭28日 東京よさこいは10月13日
豊島区の秋を代表する大商業祭り「第46回ふくろ祭り」が、池袋駅西口周辺をメインに4日間にわたり盛大に行われる。主催は池袋西口の商店街が中心になって構成されているふくろ祭り協議会(木谷義一会長)。
「ふくろ祭り」は、毎年9月下旬に前半、10月初旬に後半と、2回に分かれて開催される祭典。今年は、前半は、9月28日の「前夜祭」から始まり、29日に「御輿の祭典」、後半は、10月12日に「踊りの祭典」、最終日には「第14回 東京よさこいコンテスト」が開催される。
前半の見どころは、池袋西口駅前広場で29日のクライマックスに行われる「宵御輿大パレード」。地元の町会・同好会の大御輿13基が集結し、池袋中が人と御輿で埋まる。担ぎ手が太鼓と笛の音楽に合わせ、掛け声高らかに街中を練り歩く姿は、圧巻だ。
祭りの後半「踊りの祭典」では、フラ・梅后流江戸芸かっぽれ・佐渡おけさ・沖縄エイサー・東京音頭など音楽と踊りが満載。今年は、「池袋やっさ」が始まった頃、踊りを指導していただいた神奈川県湯河原町からも「湯河原やっさまつり選抜連」が参加する。12日の午後7時より、池袋駅前特設ステージ前にて6連が舞う「池袋やっさ」パレードも見どころの一つ。
最終日の13日の「東京よさこいコンテスト」には、区内外から100組以上が参加予定。各チーム、精一杯舞を披露し、競い合う。審査は、どれだけ多くの観客に感動を与えることができるか、チームの和と楽しさを伝えることができるかがポイントとなる。当日中に審査発表、表彰式が行われ、総踊りでお開きとなる。この日は巣鴨駅前・目白駅前・大塚駅北口駅前も会場となる
その他、祭りの後半の12・13日には、メイン会場にて、豊島区の友好都市25自治体の観光物産展も予定している。今年は、東京オリンピックの開催決定を祝うのぼり旗も用意する予定で、池袋の街がいつも以上に賑わいをみせる4日間となっている。
また、現在、東京メトロ副都心線池袋駅構内の「Echika(エチカ)池袋ギャラリー」では、「池袋『ふくろ祭り』・『東京よさこい』写真展」を開催中(9月29日まで)。祭りの熱気と感動を伝える写真の他、祭りを支える活動や小物など数点をデザインパネルにし、紹介している。こちらにも是非、足を運んでみてはいかがだろうか。
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