東大門区と友好協定10周年 柳区庁長ら訪問団と交流深める
友好都市・韓国ソウル特別市東大門(トンデンムン)区庁長の柳德烈(ユ・ドンヨル)氏ら訪問団が9月26日に豊島区長を表敬訪問した。
豊島区と東大門区との交流は、昭和57年に両区の親善協会同士が姉妹提携したことから始まり、少年野球連盟による親善試合等で、更に交流を深めてきた。その後、平成14年、豊島区と東大門区で友好都市協定を締結。昨年は、これまでの交流を深化させ友好関係を更に促進するため、豊島区は行政・区議会・民間団体の代表で東大門区を訪問し、「友好協定に関する10周年宣言 合意書」を結んだ。この合意書により、スポーツ交流に続き人的交流が開始され、本年5月から半年間、東大門区より豊島区へ職員1名が研修生として派遣されている。
今回は、東大門区から柳区庁長はじめ26名の訪問団が本区を訪れ、高野之夫区長を表敬訪問した。高野区長は「東大門区とは10年を超える長いつきあいになります。素晴らしい友好ができていることをうれしく思います。みなさんとの交流を更に深めたいです」と挨拶をした。
柳区庁長も「みなさんに歓迎していただき感謝しています。今回で3回目の訪問となりました。豊島区の先進的な行政を学びたいです」と応えた。その後、訪問団は、新庁舎建設現場を視察したのち、夜は池袋西口のリビエラで行われた歓迎レセプションにのぞみ、両区の交流を活発にすることで、広範囲な友好関係を深めていくことを確認する「友好都市協定に関する10周年宣言 確認書」を取り交わした。
なお、訪問団は29日まで滞在し、池袋防災館見学や、豊島区最大級のお祭り「ふくろ祭り」も視察した。
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