東上線沿線サミット まず観光面で交流スタート
豊島区、川越市、東松山市、寄居町の4自治体と東武鉄道株式会社の関係者164名が参加して、「東武東上線沿線サミット」が10月5日午前11時から、東武バンケットホール(東武百貨店池袋店14階)で開催された。
東武東上線沿線の起点、終点駅に位置する豊島区と寄居町、そして豊島区と「観光物産交流都市」として交流のある川越市と東松山市の4自治体が、本年3月に東京メトロ副都心線と東急東横線の相互直通運転が開始をされたことをきっかけに、より広域的な連携の輪を広げ、観光・文化・教育・産業・環境などの幅広い分野で交流するとともに、4自治体の魅力を内外に発信するような取り組みに発展させることを目的としている。さらに、この自治体をつなぐ東武鉄道株式会社の参加協力も得て、今後の地域振興や活性化に協力・連携していこうとするもの。
この日は、パネルディスカッション、東武東上線沿線地域の活性化に関する相互協定(東武東上線沿線サミット協定)の調印、各自治体のマスコットキャラクターたちとの記念撮影が行われた。パネルディスカッションで高野之夫豊島区長は、「みなさんと緊密な連携を取りながら、東上線沿線ブランドをつくっていきたい」と述べた。
今後は、まず観光面で交流を図る予定。具体的には、ふくろ祭り(豊島区)、川越祭り、スリーデーマーチ(東松山市)、秋まつり(寄居町)など各自治体のイベントでの当サミットブースの出展等を検討している。
なお、豊島区では昨年、西武線沿線サミットを開催しており、この度の東武東上線沿線サミットにより、さらなる自治体間の連携強化、回遊性の向上を目指している。
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