2013年10月

第3008号 2013年10月16日号


地域安全は自分たちで
 豊島区民大会に8百人出席


 守ろうよ わたしの好きな 街だから――。、身近な犯罪を防ぐことを目的とする「全国地域安全運動実施期間」(10月11~20日)にあわせ、安全安心なまちづくりのため、地域に密着した実効の挙がる地域安全運動その他各種防犯対策を地域住民と一体となり推進することを目的に「第22回地域安全運動豊島区民大会」が10月8日午後1時30分から豊島公会堂にて開催された。主催は豊島区、目白・池袋・巣鴨警察署、目白・池袋・巣鴨防犯協会、豊島区町会連合会。

 式典で高野之夫豊島区長は「日頃から地域の安全と安心の確保にご尽力いただきありがとうございます。犯罪のない住みよい地域社会の実現を目指し、皆さんとともに輝くような街をつくっていきましょう」と語り、会場に集まった参加者約800人は、これからも一致団結して安全・安心への取り組みを進めていくことを確認。その後、地域安全運動パレードが行われ、会場に集まった参加者も含め約300人が参加して池袋駅東口の繁華街で地域安全運動のPRを行った。

 豊島区は、平成24年11月に国内で5都市目、東京で初のセーフコミュニティ国際認証を取得、区民や関係機関と一丸となった取り組みが実を結び、さらなる安全・安心なまちづくりへの機運が高まっている。この国際認証取得に向け、これまでも地域住民と区・警察とが協力し、パトロールをするなど、防犯活動に力を入れてきた。特に日本有数の繁華街池袋駅周辺では、東西それぞれで地域住民を中心とした環境浄化パトロールが頻繁に行なわれており、地道な活動が10年以上も続けられている。平成24年4月には「豊島区生活安全条例」の一部を改正し、指定された区域内において客引きや路上スカウトなどの迷惑行為を行なっている者に対し、区職員や有害環境浄化団体の方などが当該迷惑行為をやめるよう指導できるようになった。さらに、町会やPTAによる各地域でのパトロールも行なわれるなど、区内全域で誰もが安心して歩けるまちづくりに向けて日々取り組みが行なわれている。このような地域ぐるみの取り組みにより、区内の刑法犯認知件数は10年連続して減少し平成15年と比較すると47%(平成24年末現在)少なくなっている。しかしながら、振り込め詐欺やインターネット犯罪など増加傾向の犯罪もあり、より一層の地域による安全運動の取り組みが求められている。


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