としまワンパクまつり 2千人超す人出で大賑わい
としま子どもの集い ワンパクまつり(名誉会長高野之夫豊島区長、岩田甚一会長)が今年も区立総合体育場で11月23日朝から開催され、快晴に恵まれたこともあり2千人を超える家族連れやちびっ子が集まり大賑わい、高野区長、三田教育長らも温かく見守っていた。41回目。
今年のテーマは「見よう/触ろう・体験しよう」。アイメイト(盲導犬)体験ではアイマスクをして目の不自由な人の心を少しでも理解しようと真剣な表情でチャレンジしていた。お世話にあたったアイメイト協会は盲導犬が日本に6頭しかいない時代に池袋の立教通りで盲導犬の訓練をしたという日本最初の盲導犬を訓練してきた協会として有名。
会場には本物の梟も。肩にのせてどきどきしている子どもたちは嬉しさを隠し切れない様子で普段は出来ない体験に大喜びだった。人目を引く大きな熱気球体験や、警視庁騎馬隊の乗馬体験も大人気。着ぐるみのトシマッハショーにはちびっ子から大きな声援が送られた。としまユネスコ協会の世界遺産クイズは大人も子供も楽しんでいた。
昼食は西巣鴨子供会の秋元政江さんや染谷アヤ子さん等が数ヶ月前より何度も打ち合わせして用意してくれたという「うどん」「やきそば」「フランクフルト」「混ぜご飯」で、大好評だった。
このワンパクまつりは、今回40周年。戦後と言われていた時代、多くの子どもたちは狭い路地裏で追いかけごっこや石蹴り、メンコ、ビー玉、ベーゴマ、缶蹴りなどで陽の暮れる迄泥だらけになって遊びまくっていた、そんな子どもたちに区内の町会子供会や、少年野球チーム、ボーイスカウト等の関係者が健全な遊びと多くの子ども同士の交流の場を創ろうと始めた。歴代の会長釜井甲子氏、外山英男氏、長橋弘氏等も喜んで応援してくれ、区内の多くの企業からの協力を得て続けられている
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