餅つきと防災訓練 高松3丁目町会、100人参加
高松三丁目町会主催の「お餅つきと防災訓練」が12月8日、高松三丁目児童遊園で行われた。
防災訓練の名目だけでは、なかなか人が集まらない現状の打開策として、来月予定していた訓練を繰り上げ、お餅つきとセットで行うという試み。
当日は、お餅購入に並ぶ間に、訓練参加を呼び掛け、老若男女合わせて約100人近くの人が訓練に参加した。
訓練内容は、AED、消火器体験、D級ポンプ、スタンドパイプ実演と体験。お楽しみとして、消火器で的(ペットボトル)を倒すとクリスマスグッズがもらえたり、消防士さんの防火服で写真撮影ができたり、親子連れには大好評のイベントになっていた。
また、11月17日にNPO法人ささえ手によるまち歩きで作成した「安心マップ」をもとに、消火器、消火栓にスタンプを設置、スタンプラリーも行った。5つ集めるとお餅と交換できるシステムで、お餅つきと訓練をドッキングさせた相乗効果が見られた。
参加者は、「訓練と聞くと、なかなか日程調整する気になれないが、こうしたイベントならまた参加してみたい」と好評の様子。
高松三丁目町会では、「防犯プラス防災」の視点で、お餅つきを発展させ、防災訓練を活発化させるという試みに対し、東京都より「平成25年度地域の底力再生事業」の助成を受けている。
»» BACK
|