2014年1月

第3016号 2014年1月1日号


池袋西口駅周辺の再開発
 地元開発委など区長に陳情


 一日も早く「乗降客世界二位」だけの街から魅力ある「副都心池袋」の再構築のための基盤整備を切にお願いする――。強靭で安心安全な豊島区づくりのためにも池袋西口地区の再開発をより強力に推し進めてほしいと、池袋西地区開発委員会の星明良委員長はじめ西口関係者の皆さんが12月18日、区役所を訪れ、高野区長に陳情した。

 陳情書では、整備が進みつつある池袋東口に対して池袋西口駅前周辺は昭和37年の駅前の再開発完成以降約50年ほぼそのままという状態で再々開発の必要があるとし、北口の駐車場と合わせ都市再生緊急整備地域の指定が急務、東京都との交渉の推移をできるだけ早く開示してほしいとしている。陳情書は第三地区区政連絡会委員長の外山克巳氏、池袋西口商店連合会会長の三宅満氏(故人)、池袋西地区開発委員会委員長の星明良氏、池袋西地区開発委員会相談役の齊木勝好氏の連名で、この日は星委員長、齊木相談役、外山委員長、西池袋一丁目町会長の加藤竹司氏、池袋西口商店街連合会会長代行の谷口政隆氏、池袋西口ロマンス通り商店会会長の尾形嘉保氏が同行した。

 【陳情書】先般東京都より特定整備路線二十三区間(のちに五区間増え二十八区間)の発表がありました。このうち豊島区が五路線七区間全体の四分の一ということでありますので、或る意味都内の他地区に比較して木造密集地帯が多く危険だということのように思いました。しかしこれは有難い反面なかなか判然としない点がありましたが、高野区長はじめ都議会議員の並々ならぬお力でこのような結果になったものと思います。衷心より感謝申し上げると共にこの機会に強靭な安心安全な豊島区を構築して頂きたいと切にお願い申し上げます。

 大変遅くなりましたが各種団体による推進協議会が近く発足の予定であります。民間の側でも区長の後押しを全力で行える体制が整いつつあります。

 さて、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域の指定の件でありますが、現状では新宿から南、秋葉原より南が指定になっております。池袋は以前新宿、渋谷とともに「副都心」と言われておりましたが、最近はあまり聞くこともなくなりつつあります。池袋東口は整備が進みつつありますが、西口には昭和六十三年完成した池袋北地区区画整理のあと補助一七二号線、補助一七三号線の整備が区長の都議会議員時代のご努力のお蔭をもちまして完成若しくはほぼ完成しておりますが、池袋西口駅前周辺は昭和三十七年の駅前の再開発完成以後約五十年ほぼそのままという状態で、再々開発の必要があるかと思います。

 北口の広大な駐車場(東西デッキの受け皿=東西の回遊性、大規模な地震発生時滞在者の安全確保の最適地)と合わせ都市再生緊急整備地域の指定が急務と思っておりましたが、既に担当部署が都と協議に入っているとのことで一安心いたしました。しかし関係権利者の中には区と都の交渉を知らぬまま何年も待てない人がいると考えますので、交渉の推移を出来るだけ早く開示して頂き関係権利者を安心させると同時に一日も早く「乗降客世界二位」だけの街から魅力ある「副都心池袋」の再構築の為の基盤整備を切にお願い申し上げます。


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