としま音楽成人式 区の新成人は2,082人
豊島区の成人式は平成3年からオーケストラや合唱団などの演奏で新成人の門出を祝う“音楽成人式”が恒例となっているが、「2014としま『成人の日のつどい』」が1月13日午後1時より池袋西口の東京芸術劇場で開催された。
豊島区の新成人は2,082人(日本人:男性902人 女性845人、外国人:男性176人 女性159人)。この日の参加者は962人(男性497人、女性465人)。
式典では、始めに、豊島区のこれからのまちづくりや施策等をまとめた映像「街が変わる 街を変える」が上映された。その後、高野之夫豊島区長が「どんな困難に遭遇しても乗り越えることができる力。それが若さなのです。それが二十歳なのです。勇気をもって立ち向かい、自分の夢をつかんでください。」と新成人にメッセージを送った。
新成人代表の関田聖大さんは「小さいころから盆踊りで太鼓をたたくなど、地域の行事に積極的に参加してきました。これからも様々な経験をし、立派な社会人になりたいです。」と話し、同じく新成人代表の阿嘉志帆乃さんは「家族の支えがあって今日を迎えられました。これからは自分のやるべきことをしっかりと行ない親孝行したいです」と話した。
また、「誓いの言葉」では「今日私がここにいますのは、家族、地域の方々に見守られ、育てていただいたおかげです。これからは私たちの世代が前に立ち、お世話になった皆様へ報いるべく、社会貢献に尽力したいと思います。」、「これから先、私が歩む人生は期待と不安で胸がいっぱいですが、無償の愛を持って人を想い、尊重できる成人として、医療従事者として努力していくことをここに宣言し誓いの言葉と致します。」などの内容が2人により読み上げられ、来場者は真剣に聞き入っていた。
後半は、豊島区管弦楽団による、交響組曲「ドラゴンクエストⅢ」や「レ・ミゼラブル」等の演奏が会場を包んだ。新成人世代に親しみやすいゲームのテーマ曲が流れると、リズムに乗って楽しそうに聞いている方もいた。また、区内の小学生による「区民の歌 としま未来へ」の合唱も行なわれた。
式典終了後、会場の入り口付近では、久しぶりに旧友と再会した新成人たちが、近況報告や思い出話に花を咲かせていた。また、区広報イメージキャラクター「としま ななまる」と記念撮影をする姿も見受けられた。
»» BACK
|