2014年1月

第3019号 2014年1月29日号


能代市から教員派遣団
 区立朋有小など視察


 豊島区教育委員会研究推進校の区立朋有小学校(東池袋4-40-1)で1月17日、研究発表会が行われ、豊島区と教育連携をしている秋田県能代市の教員等15名が同校を視察し、公開授業など見学した。

 豊島区と能代市は、平成25年1月に教育連携の協定を締結。協定は、情報交換・交流・訪問等の活動を通じて、児童・生徒の学力向上へ向けた双方の優れた取り組みを学び合うのがねらい。昨年8月には豊島公会堂で、公会堂舞台を教室に見立てて秋田県の教育専門監が模擬授業を行い、区立幼稚園、小・中学校の教員約600人全員が受講するなど相互プログラムを通じて連携を深めている。

 区立朋有小学校は、平成24年11月、都内で初めて「インターナショナルセーフスクール」の認証を取得。これは、WHO(世界保健機構)セーフコミュニティ協働センターから、より安全な教育環境づくりに取り組む学校に与えられる国際認証だ。同校では、認証後も安全で安心して学べる環境をつくるため、学校・保護者・地域が一丸となって取り組み、積極的な活動を行っている。

 教員派遣団は、まず公開授業で「めざせ!登下校マスター!!」「町のセーフマンになろう!」など各学年で安全・安心をテーマに「自分の命は自分で守る」「自分に何ができるか考える」など問題解決的な授業づくりを視察した。授業の後は、会場を体育館に移し、ありがとうの気持ちを伝えたアトラクション「あなたへ」が6年生によって行なわれた。引き続き「危険を予測し、回避する能力の育成」の研究発表、「セーフスクール活動と危険予測回避能力の育成」のシンポジウムが開催された。シンポジウムでは、文部科学省安全教育調査官 佐藤浩樹氏による基調講演も行われ、三田一則豊島区教育長、朋有小学校の田淵貢造校長もパネリストとして登壇した。

 なお、教員派遣団は、翌18日に区立高南小学校(高田2-12-7)で「ICTの活用やがんに関する教育」、区立千川中学校(高松1-9-21 )では「タブレットPCの活用や地域連携した防災教育」の授業を視察した。


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