東京都知事選 舛添氏、211万票獲得 宇都宮、細川両氏に大差で初当選
16人が立候補、主要3候補の争いとみられていた東京都知事選挙。争点すら見えにくく明日の都政を託すには選択に迷う選挙だった。結果は政権与党である自民、公明の応援をうけた無所属新人の元厚生労働大臣の舛添要一氏が当初から優位の予想通り211万票を獲得して初めての当選を果たした。共産の支持をうけた宇都宮健児氏98万票、原発ゼロを訴えた元総理・細川護煕氏95万票、元航空幕僚長の田母神俊雄氏61万票という結果だった。投票率は46.15%と50%を下回り、過去3番目の低さだった。舛添氏の得票率は43.4%。
当選をうけて舛添氏は「どの候補よりも地域を回り、多くの有権者の皆さんと対話し、ひたすら政策を訴え続けたことが有権者の皆さんに評価されたと思う。東京を世界一の街にしたい。福祉、防災、経済、そしてなにより6年後の東京オリンピックを成功させたい」と述べているが、選挙で自公にお世話になった分、現政権に頭があがらないのではと心配する向きもある。豊島区にとっては都との関係は最重要のひとつ、公明・長橋都議、自民・堀都議がパイプを太くして活躍してくれることを願うばかりである。
豊島区の結果は、舛添要一氏が40212、宇都宮健児20451、細川護煕19649、田母神俊雄14479。以下、家入一真2285、ドクター中松1450、マック赤坂378、鈴木達夫213、姫治けんじ110、金子博74、内藤久遠70、五十嵐政一64、松山親憲55、中川智晴41、根上隆36、酒匂栄一23となった。投票率は45.91%だった。
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