としま健康チャレンジ 楽しい健康ポイント事業
今年も6月1日から、「としま健康チャレンジ!」が始まった。区内在住、在勤、在学の20歳から74歳の方が参加できる健康ポイント事業で、健康に関するプログラムに参加し、一定のポイントを貯めると抽選会で賞品がもらえるというもの。平成21年度に全国で初めて健康事業にポイント制度を導入してから5年経ち、変わらずの人気と事業を支える応援団のおかげで今年度も実施されることとなった。
プログラムは講座型の「知ってチャレンジ!」と体験型の「やってチャレンジ!」の2つのジャンルがあり、参加するごとにポイントが貯まるしくみで規定のポイントが貯まると来年3月に応援企業が提供するお楽しみ抽選会に参加できる。
今年のプログラムでは、「タニタの社員食堂健康セミナー」や地域で活躍するホテル料理長さん達による「西洋料理、中国料理のプロの技」などの人気講座が用意されている。プログラムは民間事業者や地域団体、区民グループ等で作る「健康チャレンジ!応援団」が主催しており、地域ぐるみで区民の健康を支える仕組みが整ってきた。
さらに今年度から、健康意識の高い区民と共に地域全体の健康意識の底上げをめざし、「チャレンジサポーター制度」を導入。チャレンジ事業に参加すると共に、「区民グループが企画する健康事業」や「区の主催事業」の受付や会場誘導等の補助をして、サポーターシールを集める制度で3枚集めると協賛企業からの記念品がもらえる。区民自身が運営に関わることで、同じ目線で声を掛け合いながら、健診受診意識の向上や重症にならない体づくりを目指すのが狙い。
ポイントカード登録者は初年度の835人から年々増加しており、昨年度は1,673人が参加した。参加者の9割以上が健康診断を受診する等、区民の健康意識も高まっている。今後も全国的な課題となっている「生活習慣病の重症化予防」と「健康寿命の延伸」のための地域参加型事業として、すそ野を広げていきたいとしている。
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