すがも朝顔市賑う 「すがもん」も大活躍
巣鴨地蔵通りで、夏の風物詩「すがも朝顔市」が2日から4日まで開催され、たくさんの人出でにぎわった。
「すがも朝顔市」は、巣鴨地蔵通り商店街振興組合(木崎茂雄理事長)が企画、平成20年から始まり今年で7回目を迎えた。販売会場である「とげぬき地蔵尊 高岩寺境内」、「中山道待夢前」には、日本朝顔、宿根朝顔、曜白朝顔など約2千鉢が並んだ。値段は、1鉢2千円から2千5百円ほどで、1鉢購入につき、同商店街の2百円お買い物券1枚がサービスされた。
巣鴨地蔵通り商店街公式イメージキャラクター「すがもん」も連日登場して朝顔市の盛り上げに愛嬌を振りまいていた。
巣鴨は、江戸時代に園芸の里として江戸市民に愛された街。江戸の近郊農村として花卉と植木の生産が盛んに行われていた。近代の急速な都市化の中で園芸の里は消滅したが、地域の文化と歴史を継承し、巣鴨のあじわいのある風情を感じてほしいとの思いから、初夏に「朝顔市」、秋には「菊まつり」が開催されており、期間中はいつも以上ににぎわいをみせている。
»» BACK
|