2014年9月

第3048号 2014年9月17日号


新庁舎まるごと紹介
 整備報告会に1500人出席


 来年3月23日落成、5月7日にオープンに向けて順調に整備のすすむ豊島区新庁舎の内容をまるごと区民にお知らせしようと、9月12日に豊島公会堂をメイン会場にして区民センターの文化ホール、音楽室等3か所で述べ参加人数1,500人余りを集め新庁舎整備報告会が開催された。区職員に広く募集かけたこともあり各会場とも立ち見が出るほどの盛会となった。

 報告会にあわせて、公募されていた庁舎1階の多目的スペースの名称の発表・表彰があった。応募総数は172あり、その中から高南小学校1年生の児童、受川奈央さんの「としまセンタースクエアー」に決定し発表された。

 講演で建築家・豊島区参与(都市政策顧問)の隈研吾氏は、都市の建物としてグリーンアートテクチャーは世界に向けた建物であり、その大きな原因になったのは3年半前に起こった東日本大震災である。強い建物より自然に配慮した建物がこれからの 時代をリードするのではないか。そのようなコンセプトで豊島区新庁舎の設計にあたったとビデオを通じ説明があった。

 引き続きのトークショーでは高野之夫豊島区区長が司会進行を務め建築家隈研吾氏、株式会社日本設計会長六鹿政治氏、ランドスケープアーキテクト平賀達也氏がそれぞれの立場で新庁舎に向けた思いを語った。隈研吾氏は、シティホールは設計者が考えていない利用のされ方がされればこれほど設計者冥利に尽きるものはない。六鹿政治氏は巷間2050年に地方自治体は生き残れるかといわれています。それぞれのコミュニティのあり方は増幅する働きが必要です。新庁舎に発言されていないポテンシャルを発進して欲しい。平賀達也氏は多様性を持った建物になって欲しい。市民が共有できる建物であってもらいたい。

 この後、新庁舎の内容を紹介する動画「豊島区の未来を見つめて」が初上映された。この13分の動画はもうすぐ区役所のホームページから見ることが出来るようになる。また東京シャッターガール作者、桐木憲一氏のイラスト入りで作成されたばかりの新庁舎レポートの3号が来場者に配布された。

 会場には、小池百合子衆議院議員、堀内恒夫参議院議員、長橋崇都議、堀宏道都議らが顔を見せていた。 


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