区職員、民間企業体験 東京信用金庫で研修
新庁舎移転をひかえて豊島区役所がもっとも重点をおいているもののひとつに職員の接遇力の向上があげられているなか、区職員が9月8日から12日までの間、東京信用金庫(半澤進理事長、本店・東池袋)で民間企業体験研修を行った。
研修を行ったのは男性職員4人で、初日は理事長、両専務と懇談の後、信用金庫業界や東京金庫の概要について本部で講義。2日目以降は本店営業部と東長崎支店に2名ずつ2グループに分かれて、店内業務や得意先業務など営業店業務を体験した。とくに店内業務としては、事務課、融資課の業務体験の他、振り込め詐欺注意のたすきをかけてロビーマネージャーとして、来店したお客様へ声掛け、また、店外業務として、得意先担当者とお客様を訪問し、営業活動を体験した。
研修の最後に本部で意見交換。研修生からは「お客様との繋がりを大切にしている御庫の温かさを感じた」、「笑顔での明るい接客や、常にお客様目線という姿勢を、今後の区民サービスに活かしていきたい」等の感想があった。
金庫では「今後も豊島区役所や地域の方々と協力し、地域貢献活動に寄与して参ります」と話している。
豊島区はCSの向上や地域の人とのふれあいを体験するため、採用4年目の職員を必須で豊島区内の民間企業やNPOに派遣してスキルアップをはかっている。とくに新庁舎完成を見据えて全職員2千人の実技をともなう接遇研修を行っているところで、すでに4分の3が研修をすませている。
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