区内芸術家作品展 エチカ池袋ギャラリー
東京メトロ副都心線池袋駅構内のエチカ池袋ギャラリーで「豊島区美術家協会作品展」が12月25日まで開催され、池袋モンパルナスを始め、豊島区の文化芸術の歴史風土の中で綿々と続く豊島区の芸術家の数々の作品が駅利用者らの目を楽しませている主催はとしま未来文化財団。
「豊島区美術家協会」会員の作品の中から9点を展示。同協会は、池袋モンパルナスの1人であった鶴田吾郎を中心に昭和29年に発足した美術家たちの集まりで、今年で設立からちょうど60年を迎える。日本画、洋画、彫刻、工芸の作家たちで構成された会員は、現在100名を超え、これまでに吉井忠、峯孝など多くの著名作家を輩出している。展示では、副島孝治氏「海」や椿逸雄氏「つばき『有職模様(ゆうそくもよう)』」など、伝統的な油彩画から、銅版画や有職模様をあしらった染色友禅画まで、様々な作品が訪れた人々の目を引く。
エチカ池袋ギャラリーは、駅にゆとりと潤いのある文化空間を創造し、さらには文化芸術の薫る街づくりに寄与する目的で、平成21年3月に東京メトロ副都心線池袋駅構内に設置。区の文化資源である「池袋モンパルナス」の紹介等、現在まで区の様々な文化芸術の情報を発信し続けている。
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