2015年1月

第3063号 2015年1月28日号


新イベントで世界に発信
 観光協会が仏ストラスブールと協定
 バレンタインファンタジー


 豊島区観光協会(齊木勝好会長)を主体とした実行委員会が主催する豊島区、池袋から全世界に発信する新しいイベントが誕生する。この池袋から全世界の人々に愛の日を祝いメッセージをおくる「バレンタイン・ファンタジー池袋」。ヨーロッパでもっとも古い歴史を持つ街として全世界から多くの観光客を受け入れているフランスのアルザス地方の都市、ストラスブール市の協力・協賛を得てまずプレイベントとしてこの2月から開催されることになった。ストラスブールは街の大半が世界遺産に登録されるなど、世界で最もロマンチックな街ともいわれている。

 1月26日夜に池袋西口のホテルメトロポリタンで行われた豊島区観光協会新年賀詞交歓会にストラスブール市のグセナ観光局総裁(副市長)、ジェニー観光局長らがゲストとして出席、齊木会長からイベント実施までの経緯や概要などが発表されるとともに、高野区長を立会いにして齊木会長とグゼルスラトラスブール観光局総裁の間で友好交流イベント開催にかかわる協定書の締結式が行われた。

 世界中に愛の日として知られ、祝われているバレンタインデーに、国際アートカルチャー都市を目指す池袋から世界に発信するオリジナルイベントが始動する。「国際都市、女性にやさしい都市としての池袋を世界に発信するために、インターナショナル感あふれ、女性にとって魅力的なイベント」がコンセプトだ。

 今年は本格開催する来年のためのプレイベントとして、2月1日から14日がキャンペーン期間、11日から14日をハイライト機関と位置付けて、池袋西口エリア、とくに西口公園をメインにライトアップやハートのオブジェ、バナー、ポスターで街を飾り付けるとともに百貨店などの協力でさまざまなオリジナルサービスで来街者をおもてなしすることになる。もちろんすべてがストラスブールティストで池袋の街が彩られることになる。ストラスブールの素敵なマルシェも出店する。

 協定締結を終えて齊木会長は「豊島区、区民、企業が街の活性化のために力をあわせて、このイベントを大きく育て、成功させていきましょう」、グゼル総裁は「これをきっかけにストラスブールと豊島区の交流をもっともっと深めてゆきたい」、高野区長は「国際アートカルチャー都市を目指す豊島区に相応しい素晴らしいイベント。あらためて準備を進めてくださった観光協会等の皆さまに感謝いたします」とそれぞれ感想を述べていた。

 この日の新年会は177人が参加、平井熙副会長の開会の辞で開始。田村和久巣鴨信金理事長が乾杯、ホテル側の心づくしのアルザス料理のコースに加え、ストラスブール市関係者のフランス語会話のせいもあり、とてもゴージャスな雰囲気だった。もちろんワインもフランス産。途中、加藤竹司副会長から東京フラフェスタの活動報告など行われた。締めは齊木会長と全副会長が登壇して新年の活躍を期した。

 新年会の前には観光協会の顧問でもある澤田博司日本ホテル代表取締役社長、鈴木誠一郎サンシャインシティ代表取締役社長ら2氏を講師に迎えて「新春豊島経済人フォーラム」が開催され、好評だった。


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