区民の“食”守る
豊島区食品衛生協会新年会
区民の食の安全安心に大きく貢献する豊島区食品衛生協会（岩堀親弥会長）の新年賀詞交歓会が2月4日午後、池袋西口のホテ高野区長（代理）、原田美江子ルメトロポリタンで保健所長、堀都議、本橋議長、里中区議ら来賓多数が参加して開催され、演芸やビンゴゲームもあり賑やかだった。
療養中の岩堀会長にかわってあいさつに立った古林副会長は「景気の回復の兆しが見え始めたとはいえ、中小零細事業所を多く抱えＬ食品業界ではでは、いまだに個人消費の低迷が続いており、景気回復の実感がわいてこないのが現実で、一刻も早い個人消費の伸びが待たれるところです。昨年は異物混入など食の安全が注目されました。また全国的にノロウイルスが猛威を振るう時期を迎え、食の安全・安心に対する社会的関心は、これまで以上に高まっております。豊島区食品衛生協会といたしましても、日頃より池袋保健所のご指導、ご支援をいただき、食品衛生自治指導員による巡回指導をはじめ自主的衛生管理の推進に努めているところですので、引き続き皆様方のご指導、ご理解をお願いいたします」と述べた。
原田保健所長からは、熱に強い食中毒を起こす細菌「ウェルシュ菌」が紹介され、「加熱済食品だから安心ということはありませんとくにカレー、シチューなど煮込み料理の前日調理は危ない。やむおえないときは食べる前にしっかり過熱すること」。
開会の辞は桧山副会長、中締めが西岡副会長、閉会の辞は小林副会長、司会は清水
副会長。
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